Laveraison Wine Story

Domaine de Triennes // Les Aureliens Rouge 2019

ドメーヌ・ド・トリエンヌ // レ・オレリアン ルージュ


1. 生産者の紹介(Domaine de Triennes)

Domaine de Triennes(ドメーヌ・ド・トリエンヌ)は、1990年にブルゴーニュの名門、Domaine Dujac(ドメーヌ・デュジャック)の創業者ジャック・セイス氏とその友人たちによって、南フランス・プロヴァンスに設立されたワイナリーです。地中海気候と標高のある冷涼な畑を活かし、ブルゴーニュ的なアプローチで造られるそのワインは、繊細さと果実の調和、テロワールの表現が光るものばかりです。名前の“Triennes”は、古代ローマの「Triennia(3年ごとの祭典)」に由来し、ワイン造りを祝う意味が込められています。


2. ワインの特徴(Les Auréliens Rouge 2019)

“Les Auréliens Rouge 2019”は、シラーを主体にメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドした、プロヴァンスの魅力を体現する赤ワインです。南仏らしい果実の豊かさとともに、冷涼な気候によるエレガントな酸とスパイス感が調和しています。

基本情報

  • 産地:フランス・プロヴァンス(ヴァール地方)
  • 品種:シラー主体、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン
  • アルコール度数:13.5%
  • 醸造:ステンレスタンクと一部オーク樽を併用
  • 熟成:12〜14か月(フレンチオーク旧樽)

3. 味わいの特徴(香り、味わい、余韻)

  • 香り:ブラックチェリーやプラムの熟した果実に、黒胡椒、タバコ、スミレのようなフローラルなニュアンスが加わります。
  • 味わい:まろやかな果実味としっかりとした酸がバランス良く共存。ミディアムボディながら、余韻にはスパイスと仄かなオークの風味が残ります。
  • 余韻:きめ細かなタンニンとともに、果実とスパイスのニュアンスが穏やかに持続します。

4. 食事とのペアリング(おすすめ料理と理由)

豊かな果実味とスパイス感のあるこの赤ワインは、肉料理やスパイスを使った煮込み料理と非常によく合います。プロヴァンスの食文化に寄り添うように、地中海料理とも相性抜群です。

おすすめの料理

  • ラム肉のロースト(ローズマリー風味)
  • 牛肉の赤ワイン煮込み(プロヴァンス風)
  • タジン(クミンやシナモンを利かせた煮込み)
  • 焼きなすとトマトのグラタン
  • サラミやチョリソーなどのシャルキュトリ

5. ワイン造りの特徴(栽培方法、醸造、スタイル)

  • 栽培:オーガニック農法に移行中で、畑は標高400m前後に位置。昼夜の寒暖差を活かし、フレッシュな酸を維持
  • 収穫:手摘みによる厳格な選果
  • 醸造:低温での発酵により、果実のアロマとフレッシュさを保持。マロラクティック発酵は自然に任せ、ワインのバランスを尊重。
  • 熟成:フレンチオーク旧樽を使用し、ワインに穏やかな複雑味を加える

6. 飲み頃と熟成(飲み頃、熟成による変化、デキャンタージュの有無)

飲み頃:2023年〜2027年頃まで楽しめるポテンシャルがあります。今飲んでも美しく開いており、2〜3年の瓶内熟成でより一層滑らかに。
熟成による変化:スパイスと果実の一体感がより調和し、タンニンがさらにまろやかに進化
デキャンタージュ:開けてすぐでも十分楽しめますが、香りを引き出すために30分ほどのエアレーションをおすすめします。


7. まとめ(総括、印象)

Domaine de Triennes // Les Auréliens Rouge 2019は、南仏の陽光を感じさせながらも、冷涼さと繊細さを持ち合わせたエレガントな赤ワイン。シラーを中心としたスパイシーでフルーティな魅力がありつつ、ブルゴーニュ的なフィネスが感じられる1本です。気軽に楽しめる価格帯ながら、ワインラヴァーの期待にもしっかり応える実力派。日常の食卓をちょっと豊かにしてくれる、心地よい1本です。


どこで購入できますか? LAVERAISONです。まず連絡お願いします。      お待ちします。

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